そもそも、なぜ女性は便秘になりやすいの?
便秘に悩んでいる女性はとても多いですよね。
「昔から便秘体質だから」
「食物繊維が足りないのかな?」
「水を飲んでいるのに、なぜ出ないんだろう?」
実は、女性が便秘になりやすいのには理由があります。

食事や生活習慣だけではありません。
女性特有の体の構造、ホルモン、筋力、自律神経など、いくつもの要因が重なっているのです。
今回は「そもそも、なぜ女性は便秘になりやすいのか?」を、体の仕組みから詳しく解説します。
実は、女性の方が「大腸が長い」傾向がある
意外と知られていないのが、腸の構造の男女差です。
一般的には男性の方が身長も体格も大きいですよね。
ところが研究では、女性の方が結腸が長い傾向があることが報告されています。
大腸の長さや形にはもちろん個人差がありますが、
「女性の便秘は食べ物だけの問題ではなく、そもそもの体のつくりも関係している」
ということは知っておいてほしいと思います。
女性の骨盤内には、子宮や卵巣など女性特有の臓器もあります。
こうした男女の体の構造の違いも含め、女性の便通はさまざまな影響を受けます。
腸の中に長くいるほど、なぜ便は硬くなる?
ここで大腸の仕事を考えてみましょう。
大腸の大切な役割のひとつが、水分を吸収することです。
便がスムーズに移動して排出されればいいのですが、腸内に長くとどまれば、その間にも水分が吸収されます。
便がなかなか進まない
↓
腸の中に長くとどまる
↓
水分が吸収される
↓
便が硬くなる
↓
さらに出にくくなる
という悪循環に陥ることがあります。
つまり、
最初からカチカチの便が作られているのではなく、出ない間に水分が抜けて硬くなっている
場合もあるのです。
「2〜3日出ない」
「やっと出てもコロコロ便」
「硬くて出すのが大変」
「便やガスがたまってお腹がパンパン」
こうした悩みも、便が腸内にとどまる時間と関係しています。
女性ホルモンも便通に影響する
女性の便通を考えるうえで外せないのが、女性ホルモンの変化です。
特に排卵後から生理前に増えるプロゲステロン(黄体ホルモン)の影響を受け、消化管の動きが変化し、便秘になりやすくなる人がいます。
そのため、
「普段は毎日出るのに、生理前だけ出ない」
「生理前になると便が硬くなる」
「生理前はお腹が張ってパンパンになる」
という女性もいます。
毎月同じようなタイミングで便秘になるなら、食事だけではなく、月経周期との関係も見てみましょう。
便を出すには「押し出す力」も必要
便秘というと「腸内環境」にばかり目が向きますが、もうひとつ大切なのが便を押し出す力です。
便は腸が動いていれば勝手に出てくるわけではありません。
最後の排便には腹圧や骨盤底筋なども関わっています。
一般的に女性は男性より筋肉量が少ない傾向があり、さらに、
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運動不足
-
出産
-
加齢
-
長時間の座りっぱなし
などが重なると、排便に必要な力が弱くなることがあります。
「便意はある」
「出口まで来ている感じもする」
「でも最後がなかなか出ない」
そんなタイプの便秘では、食物繊維を増やすことだけではなく、体を動かすことや排便時の姿勢なども大切になってきます。
女性に多い「食べなさすぎ」も便秘の原因に
ダイエットをしている女性に特に多いのが、そもそもの食事量が少なすぎることです。
朝はコーヒーだけ。
昼はサラダ中心。
太りたくないからご飯は少しだけ。
夜は炭水化物を抜く。
一見するとダイエットを頑張っているように見えますが、食べる量が極端に少なければ、便の材料そのものも少なくなります。
また、食事によって胃が刺激されると、大腸が動き出す「胃結腸反射」が起こります。
特に朝食後は便意が起こりやすいタイミングです。
ところが、
出ないから食べない
↓
腸への刺激が減る
↓
さらに出にくくなる
という悪循環に入っている女性も少なくありません。
便秘だからといって、むやみに食事量を減らすことには注意が必要です。
ストレスや睡眠不足も腸に影響する
腸は、自律神経とも深く関係しています。
仕事、家事、育児。
毎日時間に追われている。
睡眠時間が短い。
ストレスが続いている。
こうした状態が続けば、消化管の働きにも影響します。
さらに、
「朝、便意が来たけれど時間がない」
「会社のトイレではしたくない」
「子どもの準備があるから後で」
と便意を何度も我慢することも、排便リズムを乱す原因になります。
便意が来たら、できるだけ我慢しない。
とてもシンプルですが、これも大切な腸活のひとつです。
40代になって急に便秘になったのはなぜ?
「若い頃は便秘とは無縁だったのに、40代になってから出にくくなった」
そんな女性も少なくありません。
40代以降は女性ホルモンが大きく変化する時期です。
そこに、
筋肉量の低下、運動量の減少、睡眠の変化、ストレス、自律神経の揺らぎなどが重なることで、今まで問題なく出ていた人でも便通が変化することがあります。
だから、
「昔は出ていたから、私は便秘体質ではない」
とは限りません。
今の自分の体に合わせて、腸との付き合い方も変えていく必要があります。
「便秘=食物繊維」だけではありません
ここまで読むと、女性の便秘には一つの原因だけがあるわけではないことが分かると思います。
腸の構造
女性ホルモン
筋力
食事量
水分
自律神経
睡眠
運動
排便習慣
さまざまなものが関係しています。
だから「便秘だから食物繊維をたくさん食べればいい」と単純に考えるのではなく、
「私は、なぜ出ないんだろう?」
と自分の原因を考えてみることが大切です。
デルールは、あくまでも「出すためのサポート」
ここはGRACEAとして、とても大切にしている考え方です。
デルールは、あくまでも出すためのサポートです。
勿論出すことは基本でどうにかしてでも出すべきなんです。
しかしデルールを飲んで出たら、それで腸活が終わるわけではありません。
出すことをサポートしながら、同時に、
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きちんと食べる
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水分をとる
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適度に体を動かす
-
しっかり眠る
-
便意を我慢しない
-
腸内環境を整える
こうした毎日の習慣を積み重ねていくことも大切です。
目指したいのは、
自分で出せる腸の力=「腸力」をつけること。
「出す」と「腸力を育てる」。
どちらか一方ではなく、同時にやっていくことが大切だとGRACEAでは考えています。
まずは、
「私はなぜ出ないんだろう?」
そこを知るところから、自分に合った腸活を始めてみてくださいね。
よくある質問(FAQ)
Q. 女性は男性より大腸が長いのですか?
大腸の長さや形には大きな個人差がありますが、研究では女性の方が結腸が長い傾向が報告されています。ただし、腸が長いことだけで便秘になるわけではなく、ホルモン、筋力、食生活、自律神経など複数の要因が関係します。
Q. 生理前になると便秘になるのはなぜですか?
排卵後から生理前は、プロゲステロン(黄体ホルモン)などの影響によって消化管の動きが変化し、便秘になりやすくなる人がいます。月経周期によって便通が変化すること自体は珍しくありません。
Q. 便がコロコロになるのは水分不足ですか?
水分摂取量だけが原因とは限りません。便が大腸に長くとどまることで水分が吸収され、硬くなっていることもあります。食事量や食物繊維、運動量、排便習慣なども一緒に見直しましょう。
Q. ダイエットで食事を減らすと便秘になりますか?
極端に食事量を減らすと、便の材料が少なくなるだけでなく、食事によって起こる胃結腸反射の刺激も減る可能性があります。特に朝食を抜いている人は、一度食生活全体を見直してみましょう。
Q. 40代から便秘になったのは更年期の影響ですか?
40代以降は女性ホルモンの変化に加え、筋肉量、運動量、睡眠、自律神経などさまざまな変化が重なります。そのため、以前は便秘ではなかった人でも便通が変わることがあります。