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糖質制限していても糖尿病予備軍?!

こんにちは、土井千春です。
今日は「糖質制限していても糖尿病予備軍?!」ということについて、お話させていただきます。

糖質のイメージ

さてさて、糖質制限をしていて身体がエコモードになると、太りやすく痩せにくい負のループに陥りますが、基礎代謝が関連している甲状腺機能も低下して来てしまいます。

様々なホルモンを司る箇所ですから、不妊になる人もいます。

不妊治療をしている人は治療と同時に、体内をしっかり食事療法で整えていくと効果が圧倒的に早いように、メンバーさんを見ていると感じます。

また体内に糖がない=エネルギー不足になると、タンパク質を削ってエネルギーにしていくので、いくら筋トレなどのトレーニングを頑張っても、筋肉になりづらくなります。
筋肉量が減れば当然基礎代謝は下がります。
異常に疲れやすい人、夕方に疲労が酷くて横にならないとダメな人は要注意です!

糖質制限をしていたのに、妊娠糖尿病に

わたしは長年糖質制限をしてきたにも関わらず、妊娠糖尿病になりました。家系に糖尿病もいなく不思議でした。

妊娠中のイメージ

普通に食べても食後高血糖になるので、極端に食事を減らすということしか対策がなかったのです。
今思うと危険です。インスリンを打つほどでは無かったのですが、次女は4000g近くで産まれ緊急帝王切開になりました。妊娠糖尿病は早産になりやすかったり、赤ちゃんが大きくなりすぎたりするので、出来ることなら防ぎたいものです。

栄養学を学んでいくにつれて、糖質制限を長く続けたりファスティングのような欠食、空腹時間が長い事をすると、インスリン同様に血糖値を下げることが出来る筋肉も落ちます。空腹での低血糖状態からいきなり食事をすることで、高血糖になりやすくなる事が分かりました。

良かれと思って続けてきた糖質制限が逆に食後高血糖を招き、耐糖能異常を起こしてしまいます。

そこで初めて妊娠糖尿病になった理由も腑に落ちました。

食後高血糖状態が長いのは糖尿病予備軍にもなりますし、本当に恐ろしいです。

高血糖の後はもれなく低血糖にもなりますから、低血糖になるタイミングでは体調不調になりやすくなります。夕方の頭痛、イライラ、不安感、不眠、中途覚醒など病院に行くほどではない不調が出ます。

ダイエットにも、血糖値コントロールが大事!

ダイエット面から見ても血糖値コントロールは非常に大切です。
高血糖になると脂肪を溜め込みます。
食後に眠くなる人も怪しいです!

食後に眠くなるのは血糖値の影響かも…


いかに血糖値を急激に上げずに、緩やかに上げて緩やかに下げるかが鍵にもなります。

それでもファスティングや糖質制限で目先の体重が落ちるのは、単なるカロリー制限に過ぎません。

でも血糖値コントロールはいつからでも出来ます。食べるものや食べ方を工夫していけば改善されていきます。

一度自分の血糖値の状態を知ることは無駄ではないので、調べて見るのはいいと思います。
ダイエット指導で一緒にリブレ(血糖値が測れるもの)をつけて参考にすることもあります。

ダイエットを長い目で健康的にやりたい方は、深く考えて正しいダイエットをしていって貰いたいですね!