こんにちは、土井千春です。
これは前回話したマクロビと重なる部分がかなりあります。
とくに気を付けて貰いたいのが甲状腺機能低下というところです。
ダイエットは女性の永遠のテーマ的なところですよね!
若いころ、一度は皆さんもやっことないですかね!運動はきついからなるべくしたく無い。じゃあ、と手っ取り早く「食べない」ってことをやる人が多いです。
若い頃は、ちょっと太れば数日食べないようにしたら元に戻っていたと思います。
なぜ食べないダイエットをすると危険で、甲状腺機能が低下してしまうのかの理由を説明しますね!
痩せるためには基礎代謝を上げていくということは知ってますかね!
実は、黙っていても代謝を上げて、痩せやすくしてくれる場所があります。それがここですね!
のどぼとけの周りにある蝶々の形をした甲状腺です。ここが基礎代謝を司っていて、ダイエットをしたい方にはここが本当に重要なんです!
ここの機能が低下してしまうと痩せないので、痩せたい人は必見です!
「食べない」と体がエコモードに
なんで食べないと甲状腺機能が低下してしまうかというと、例えばお給料が今月少ししか入らない、ってなったら皆さん、財布のひもが固くなりますよね。怖くて使えないですよね!
いざというときのために貯めておこうとして、あまり使わなくなりますよね!
身体も全く同じで、食べ物が入ってこないと本当は食べ物を取り入れて燃費よくして使って、食べたものも消費されてエネルギー化されていくので太らないんですよね!
ところが代謝が低下してしまうと、全部溜め込んでおこうとして貯めるので、食べたら食べただけ使われないので太ります。
身体を守るために代謝を落としてエコモードにしてます。
その機能をしているのが甲状腺です。
食べないで代謝が下がるのは、甲状腺機能の低下とイコールになります。
普段、ダイエット指導をしているとほとんどの方がこうなってます。
なので、本当に食べてないのに痩せない。少し食べたら太るようになってます。
指導をしていて、本当にお昼の小さなお弁当しか食べてないのにぽっちゃりな人って多いです。
「そういう人は、見えないところで実は沢山食べてるのでは?」とかいいますが、本当に彼女たちは食べてないんですよね!
ただでさえ加齢で代謝が下がるので、追い打ちをかけてしまうんですね!
食べなければ目先は痩せます。痩せるといってもこけるイメージですかね、長い目でみると太りやすくなっていきます。
やっぱり大切なのは、日頃からある程度、食べ物やエネルギーは入れておくことが長い目でみると大事なので、カロリー制限をやりすぎると将来太りやすくなるかもしれない、ということを覚えておいてくださいね。
自分の今の甲状腺の状態がどうなってるのか?って気になる方は、一度測っておくとおくといいと思います。
これも鉄の数値同様に、病院での一般的な基準値は範囲が広くて確実に下がらないと言われません。なのでもし測った方がいたらまた聞いてください。
実は私も、糖質制限・カロリー制限をしていた時期が長かったのでばっちり低下してました。ただこれも、食事で改善されます!
3食きちんと食べてバランスよくしていくと、確実に甲状腺の機能は上がります。
食べないでも平気?!
ダイエットをしたいわけではないけど食べてない、という人もいます。
元気だから食べなくても平気って人もいます。これは忙しいサラリーマンや子育てで忙しいママに多く、自分のことは後回しで気が付いたら食べてなかった、ってことあるんですよね!でも意外と元気だから大丈夫!みたいな人です。
もうこれが習慣になってしまってる人いませんかね?
普通に考えたら、食べ物を入れてエネルギーを作ったり糖を維持していくので、食べないとぐったりして倒れちゃうくらいになるはずなんですが、食べてないのに不思議だなって思いませんか?
でも案外いますよね!
合法のブツが身近にあります。それがカフェインです。
食べないで元気で平気、って言ってる方に話を聞くと、大半がコーヒーは欠かせないって言います。それを聞いて、だからか、コーヒーがドーピングになってたんだと思います。
これを聞くと、料理は苦手だし食べる時間も勿体ないし、面倒だからコーヒーで生きていきます!みたいな人いるんです。
ただ、これをずっと続けていくととんでもないことになります。 自律神経が破綻する恐れがあるので気を付けて頂きたいです。
自律神経が乱れる原因とは?
なんで食べないと自律神経が破綻しちゃうのか、少し説明しますね!
食べないとエネルギーが無くなって糖が無くなって、本来は死んじゃうはずです。
ところが長い人類の歴史上、そんな簡単に死んでは困るので、生命活動を維持するために身体が食べなくても元気さを保てる仕組みを備えています。
どんな仕組みかというと、食べてないときは腎臓の上に乗っかっている副腎がホルモンを一生懸命出します。なのでホルモンのおかげで元気さが保たれています。
本来は食事頼りにしたいところを、こういう人はホルモン頼りになってしまってます。
なので、ホルモンで元気なんだな、と思ってほしいのですが、本人は元気だと思っていても副腎はものすごく過剰にホルモンを出しているので、身体はストレス極まりなくて副腎は悲鳴を上げています。
これを続けてしまうと、交感神経を高ぶらせてホルモンを出していくので、将来的に交感神経が高ぶらなくなって自律神経が破綻します。
朝起きられないとか動けない、という、いわゆる自律神経失調症みたいになりかねません。
また、この副腎から出るコルチゾールというホルモンは天然のステロイドとも呼ばれていますから、これが上手く出なくなると蕁麻疹なんかも抑えられなくなると言われてます。
また、コルチゾールって血糖値や血圧を上げる役割もあるので、低血圧の人をみると副腎疲労があるなって思ったりもします。
小学校高学年くらいになると、急に朝起きれなくなって学校に行けなくなる子の話とかってたまに聞きますよね。
そういう子の背景を辿っていくと、偏食があったり食べてなかったり、ずっとストレスを抱えていて交感神経を刺激するような状況が長年あったんではないか?と分子栄養学では考えられます。
食べないストレスもそうですが、精神的なストレスもそうなので、もし小さい頃に気の合わない友達や威圧的な先生とかの環境下に長くいて、その子が我慢して我慢して…ってなると、将来的にある日学校にいけなくなるとか多いみたいです。
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